【気になるバイク用語解説】倒立フォークのお話

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それぞれにメリットデメリットが。でも倒立が見た目で人気

ネット記事などを見ているとよく出てくる「倒立フォーク」の文字・・果たして何がいいのでしょうか。一般的にシンプルなバイクに使われるフロントフォークを正立フォーク、スポーティーなバイクによくついているのが倒立フォークなのですが、ここではあえて難しい解説はせず概要だけわかればいいという方に向けて説明していきましょう。

扱いやすさとコスパの正立フォーク

まずは正立/倒立フォークそれぞれのメリットを列挙してみましょう。

正立フォークのメリット

1.シンプルな構造なので、価格が安い

2.剛性が低い(よくしなる)ので、初心者にも扱いやすい

3.倒立フォークに比べ、インナーチューブに傷がつきにくい(地面から遠いため)

4.上部が細いため、ハンドル切れ角が大きく作れる(取り回しやUターンがしやすい)

倒立フォークのメリット

1.正立フォークに比べて剛性が高い(丈夫)なため、高速域でも安定している

2.なんといっても見た目が良い。出来そうな感じや高級感がでる

3.ラジアルマウントキャリパーなどの豪華装備が付けられる場合がある

ちなみにメリット・デメリットだけではなく倒立フォークは視覚的にも大きな部品のため、その一つでバイクのイメージを一新するほどのインパクトがあります。クラシカルなバイクに倒立フォークをあえて付けることでイメージの若返りを果たす場合も。それほどインパクトと人気のある部品で必要か否かよりも似合うかどうかで採用されたりもします。

倒立フォークは本体だけではなく周辺パーツも高価

倒立フォークはハイパフォーマンスなマシンの象徴的な部品であるため、その他の周辺パーツも高価なものがついている場合が多いです。最近ではモノブラックのラジアルマウントキャリパーや、ラジアルポンプマスターなどのブレーキ系の部品は外車では標準整備になりつつあります。さらには軽量なホイールや軽量なLEDヘッドライトなど、どんどん周辺環境もアップグレードされていきます。その分今後の低コスト化につながり、標準装備化に拍車がかかる場合もあるかもしれません。実際には倒立フォークの剛性がオーバースペック過ぎて、周辺を弱く作ることによって乗りやすさを確保する場合や、逆にトップブリッジ付近の剛性確保の為に必要以上に強い強度を持たせたりする例もあるようです。バイクのイメージを大きく左右する象徴的な部品であるが故の矛盾であり、合理性だけが求められるわけではないという人間の気持ちの表れでもあるかもしれません。

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