【TRIUMPH】量産車最大排気量、その価値とは【rocketⅢ】

バイク記事

キワモノ、それとも・・。

今日はトライアンフの誇る量産車最大排気量モデル、ロケット3です。ライダ-ならば誰しも「いちばん大きい排気量って、どんなだろう?」と思った事があるんじゃないかと思いますが、現段階ではこのマシンがそれに該当します。巨大なエンジンに逞しい筋骨、さらにはドカンと長いホイ-ルベ-ス・・。果たしてどんな人が乗るのでしょう。そしてそのライディングフィールも非常に気になるところです。もちろんこんなモンスタ-が住宅地の自宅前に停まっていたら、ご近所さんもドン引き間違いなしですし、出会う先々で聞かれるのはどうせ「これ何cc?」が定番になるでしょう。大きさや迫力、2500ccという圧巻の排気量に目を奪われがちですが、細部の作り込みは流石トライアンフと言わざるを得ないエンジンのフィンや美しいステアリングまわりの造形など、大きいだけの大味マシンではないところが魅力の一つです。

果たしてその乗り味は・・。

そんな規格外のモンスタ-であるロケット3ですが、実際の乗り味はというと「意外と普通」といった感じです。もちろんそれなりの重量があり、ロングホイ-ルベ-スなので乗りやすいとは言い難いですが、体感上の重さは大したことなくどっちかというとVMAX1700あたりの方が一癖ある感じです。引き起こしたときのずっしり感が2500ccを感じさせますが動き出してしまえば割と普通な感じです。しかし、Uターンを想像するとゾッとするのも事実です。マッチョゆえのハンドル切角の少なさに加えてロングホイ-ルベ-スも災いして?なかなか気軽にとはいきません。この辺はやはりある程度乗り手のスキルに依存することになるでしょう。気になる加速はというと、危険を感じて開けられないというのが感想です。この手のマシンにありがちですが、318Kgの巨体をトルク221Nmの3気筒エンジンで加速させるというのは、SS系のバイクなどに比べて圧倒的に怖いです。全開にするとテールが滑りそうな感覚があるので、危険がないであろう限界のところを探りながらスロットルを捻っていく感じは独自の世界があります。もちろん2500ccなのに3気筒しかなく、チェ-ンではなくシャフトドライブで容赦なく駆動力はリアタイヤに伝わるので、野獣のように吠えて乱暴に前に突き進む印象になり、常に考えるのは「何かあったときに急ブレーキで止まんのかなこれ」ということばかりが頭によぎる感じです。まあ、そんな非日常感が魅力なんでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました